第3回土佐町天文講演会「星と音楽の夕べ」(主催:土佐町教育委員会、共催:国立天文台)を土佐町農村環境改善センターにおいて開催し、阪本成一助教授による国立天文台の事業紹介のあと、宮地竹史 VERA観測所助教授が「星と子供たち」について、また、宮脇亮介 福岡教育大学教授が「アンデスの巨大電波望遠鏡アルマでみる星の誕生」について、それぞれ講演しました。講演に引き続き同じ会場でコンサートと天体観望会も行われ、約60名の参加がありました。写真は、望遠鏡や双眼鏡で月を観望したり、その場で製作した星座早見盤で夜空を眺めたりしながら天体観望を楽しむ参加者たち。夜空を熱心に見上げていた子供たちが偶然人工衛星を見つけたりして大いに盛り上がりました。
NEW ARTICLES
2024 4.11
赤ちゃん星の"くしゃみ"を捉えたか?
〜アルマ望遠鏡が目撃したダイナミックな磁束放出〜
星(太陽をはじめとする恒星)は分子雲コアと呼ばれる星の卵が重力によって収縮することで誕生します。分子雲コアには磁力が働い…
2024 3.28
銀河の中の星工場―分子で見る繁忙期の製造ライン
国立天文台の原田ななせ助教、欧州南天天文台/合同アルマ観測所のセルヒオ・マーチン博士、米国国立電波天文台のジェフ・マンガ…
2024 3.19
伊藤駐チリ日本国特命全権大使が、国立天文台三鷹キャンパスを視察
先端技術センターにて、観測機器の開発について説明を受ける様子(左から三井主任技術員、渡邊チリ観測所長、伊藤駐チリ日本大…