アルマ人 新しい宇宙の姿を求めて

アタカマの自然

地球の裏側に茫漠と広がる、紺青の空、赤い大地、白い塩の海。まるで異星の地のようだ。
アルマ望遠鏡が設置されたチリ・アタカマ地方は、アンデス山脈の巨峰が畳々と連なる乾燥地。広大な塩湖が印象的だ。一方、合同アルマ観測所(JAO)本部事務所が置かれた首都サンティアゴは温暖な気候で歴史のある緑豊かな陽気な街だ。
  • 一面塩だらけの広大なアタカマ塩湖(面積は東京都の約1.4倍)を悠然と行くリャマ。遥か中央の秀峰はリカンカブール山。
  • アルマ望遠鏡の山麓施設(OSF)へは、付近でもっとも大きな街、サン・ペドロ・デ・アタカマから車で1時間ほど。国道を離れてから、観測所専用のダート道を登っていく。写真右中の白く見えるエリアがOSF。
  • 車で近づくと、試験用の電波送信塔や日米欧の各アンテナの制作現場などが見えてくる。
  • 最寄の空港はカラマ空港。サンティアゴから2時間。さらにサン・ペドロまで車で1.5時間。
  • カラマからサン・ペドロまでは、時に長い長い直線道路が続く。ずっと変わらぬ風景。
  • サン・ペドロは、アタカマ観光の拠点でもあるオアシスの街。水路の水にホッと一息。
  • 国道からアルマ専用道路へのゲートでは、IDカードで入構者のチェックが行われる。
  • アタカマ塩湖の中にあるチャクサ湖には本物の水がある。フラミンゴの体色が鮮やか。
  • 夕陽でさらに赤く染め上げられたアタカマの大地。アンデスの山々が燃えているかのようだ。
  • アンデスの山々を望むチリの首都サンティアゴ市街。人口500万人弱。南米屈指の大都市だ。
  • サンティアゴのビルに間借りしている国立天文台チリ事務所。受け付けのロレーナさんが笑顔で。
  • 国立天文台チリ事務所から徒歩で15分ほどにある合同アルマ観測所(JAO)本部事務所。
  • アルマ本部事務所の入り口に掲げられたNRAO、NAOJ、ESOの3極のロゴマーク。
  • 副マネージャーの長谷川さんの案内で、国際色いっぱいの本部事務所を見学。
  • サンティアゴ旧市街の中央市場内の食堂にて。海産物が豊富で日本人の舌に合う。

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