ALMA太陽観測ワークショップ@東京

9月4日、国立天文台三鷹キャンパスでALMA太陽観測ワークショップ@東京が開催され、20名以上の太陽研究者が集まりました。国立天文台東アジア・アルマ地域センターマネジャーの立松健一 教授からアルマ望遠鏡の現状と今後のスケジュール、国立天文台 野辺山太陽電波観測所/チリ観測所の下条圭美 助教からアルマ望遠鏡による太陽観測の性能や観測に向けた
準備状況が紹介された後、アルマ望遠鏡を使った太陽フレア(太陽表面で起きる大爆発)や彩層(太陽大気)の観測についてのアイディアの議論や他の観測装置での観測結果の紹介がなされました。

野辺山電波へリオグラフや太陽観測衛星「ひので」など、日本の太陽観測研究は世界的にも高いレベルにあります。また理論的な研究も活発に行われています。アルマ望遠鏡を使えば、太陽の観測においても高い空間分解能(視力)で連続電波写真を撮影することができるので、多くの新発見が期待されています。

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