12月11日、スイス・ベルン大学のCenter for Space and Habitabilityが主催する講演会が、日本とスイスの国交樹立160周年を記念した事業の一環としてベルン大学で開催されました。国立天文台アルマプロジェクト研究員の芝池諭人さんが登壇し、「惑星の秘密を解き明かす(Unveiling the Birth of Planets)」と題した講演を行いました。
芝池さんはアルマ望遠鏡による最新の成果も交え、宇宙で惑星系がどのように誕生するのかについて解説。太陽系天体の成り立ちや惑星の成長プロセスを紐解くための理論的・観測的な取り組みを紹介し、参加者は熱心に耳を傾けていました。
芝池さんはスイスに滞在して研究を行った経験を持ち、帰国後もベルン大学との交流を続けています。この滞在経験は国際的な研究協力の基盤となっており、今回の講演でもその意義が示されました。
また、このイベントでは、ベルン大学と日本の宇宙研究機関の研究協力に関する講演なども行われました。日・スイス国交樹立160周年記念事業の詳細に関しては、在スイス日本国大使館のウェブサイトをご覧ください。
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