9月19日から21日にかけて、北九州市の九州国際大学で日本天文学会の2006年秋季年会が開催されており、初日に行われた地上観測装置セッションでは、強度較正装置、局部基準信号源、バンド4、8、10受信機、検出素子などの装置開発を中心に、ALMA関連だけで12件の発表がありました。写真は、バンド4受信機カートリッジのプレ量産モデルの試作評価と測定系の開発の状況について報告するバンド4チームリーダの浅山信一郎 上級研究員。受信機雑音や安定性、偏波特性をはじめ、ALMAの厳しい仕様をほぼ満足する結果が得られています。
NEW ARTICLES
2025 6.3
合同アルマ観測所 Open Day 2025
2025年3月21日、チリの合同アルマ観測所サンティアゴ中央事務所にて開催された一般公開イベントOpen Day 2025に日本の国立天文…
2025 5.27
日本地球惑星科学連合大会2025にブース出展
国立天文台アルマプロジェクトは、国立天文台TMTプロジェクトと共同で日本地球惑星科学連合大会に毎年ブース出展しています(20…
2025 5.22
嵐を呼ぶ太古の巨大棒渦巻銀河
アルマ望遠鏡は、111億年前の宇宙で見つかった棒渦巻(ぼううずまき)構造を持つモンスター銀河について、その星形成の元となる…