アルマ望遠鏡モリタアレイの2013年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)における「グッドデザイン金賞」受賞にともない、12月5日、特別賞表彰式がリッツカールトン東京にて行われました。今回の表彰式には、長谷川哲夫 国立天文台チリ観測所長が出席し、賞状及びトロフィーを受け取りました。
モリタアレイ12mアンテナ模型とトロフィー
今回の受賞にあたり、長谷川所長は下記のようにコメントしています:
「50年をこえる歴史と国際的な認知度をもつグッドデザイン賞において、『開発にあたっては、日本の研究者、メーカーらの技術の粋を結集し、日本らしい総合的なデザイン、精度の高いものづくりの力が、世界レベルによる人類の知の探求の営みに大きく貢献することを力強く示している。』ときわめて高い評価をいただいたことに、プロジェクトメンバー一同感激しています。今後も努力を怠らず、「モリタアレイ」を含むアルマ望遠鏡を駆使して、宇宙の思いも寄らなかった新しい姿をどんどん明らかにしていきます。」
2013年度グッドデザイン賞審査委員長 深澤直人氏(右)と、賞状を手にする長谷川所長。