10月17日、日本が製造を担当する直径7mアンテナ12台のうち最後の3台が、チリ・メヒジョネス港に到着しました。9月9日に神戸港で行われた貨物船への積み込み
から、約1か月の太平洋横断を経ての到着となりました。
翌18日から、トラックでアルマ望遠鏡山麓施設(標高2900m)への輸送が行われました。7mアンテナ1台を3つの部材に分けて輸送していますが、チリ警察の協力の下で陸上輸送も無事に行われ、10月21日にすべての部材が山麓施設に運び込まれました。現地では、これらのアンテナの組み上げ作業が進んでいます。
写真は、砂漠の中、隊列を組んで進むトラックです。主鏡部や受信機搭載キャビン部が見えます。
(写真:ホアキン・コジャオ)
下の写真は、山麓施設のアンテナ組立エリアに到着したアンテナです。(写真:稲谷順司)