7月9日から11日までドイツのヨーロッパ南天天文台本部で、ALMAデータの解析用ソフトとして開発中であるCASA(Common Astronomical Software Applications)の内部ユーザー試験が実施され、日本から伊王野大介 専門研究職員の他、ヨーロッパ各国と東アジアから合計12人の天文学者が参加しました。米国国立電波天文台から参加したソフト開発者にCASAの使い方を指導してもらい、問題や改善点などについて議論しました。写真は試験の最終日に行われた、チリとのテレビ電話会議の様子。
NEW ARTICLES
2025 5.27
日本地球惑星科学連合大会2025にブース出展
国立天文台アルマプロジェクトは、国立天文台TMTプロジェクトと共同で日本地球惑星科学連合大会に毎年ブース出展しています(20…
2025 5.22
嵐を呼ぶ太古の巨大棒渦巻銀河
アルマ望遠鏡は、111億年前の宇宙で見つかった棒渦巻(ぼううずまき)構造を持つモンスター銀河について、その星形成の元となる…
2025 4.30
exoALMAが拓く、惑星形成の新たな視界 : 惑星探しを超えて、 形成円盤の物理機構に迫る
国際的な研究チームが、若い星の周囲で形成されつつある惑星を探し出すという意欲的な取り組みに乗り出しました。「exoALMA」と…