山麓施設の棟上式

ALMA山麓建物の棟上式が行われ、工事を担当しているESOを中心とするALMA関係者約100名と、地元関係者約150名が列席しました。日本からも小笠原隆亮 国立天文台チリ代表と、奥村幸子助教授、森田耕一郎助教授の3名が参加しました。建物は鉄骨構造が組みあがり、これから内装工事にかかりますが、山麓施設全体の完成にはまだ1年程度かかる見込みです。写真は、パチャママの儀式を行うSandraBernaサンペドロ市長(左)。「パチャママ」とはケチュア語で「母なる大地」を意味し、アンデスの古い神話で豊穣を司るとされていた大地の女神だそうで、今でも地元の人たちは祝いごとの時には酒を地面にこぼして感謝するとのことです。

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