アタカマの夏季、ときどき強雨や雷雨に見舞われることがあります。1月〜2月はボリビアン・ウィンターと呼ばれ、東(つまりボリビア方面)からの湿った空気が入り込むため、不安定な天気となりやすく、ときには雪が降ります。「空が黒くなるほど青い」アタカマ砂漠の空はどこかへ行ってしまい、リカンカブール山(5916m)も雪景色となります。真夏なのにウィンターというのはこのためです。サンペドロ・デ・アタカマの町も泥んこ状態で、歩くのが大変です。(石黒正人)
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