アルマ望遠鏡を建設しているチリのアタカマ周辺には、さまざまな動物たちが暮らしています。
山麓施設(標高2900m)から南西方向に車で1時間ほどの距離にあるアタカマ塩湖(標高2300m)の水辺には、フラミンゴやアンデスソリハシセイタカシギが生息しています。
また、山麓施設から山頂施設(標高5000m)への道では、ロバやビクーニャを見かけることがあります。
年間降水量が100mm以下で、酸素量が海抜0mの場所に比べると半分しかないような過酷な自然環境のなかでも、愛らしい表情をした動物たちが、たくましく生き生きと暮らしているのです。(写真:津野晃臣)