アルマ望遠鏡は、東アジア、ヨーロッパ、北米がチリ共和国と協力して、現在チリ北部のアタカマ砂漠に建設している国際的な天文観測施設です。さまざまな国の人たちが、このプロジェクトに参加しています。
6月21日から23日までの3日間は、国立天文台三鷹キャンパス内のアルマ棟で、アルマトップマネージメント会議が開催されました。
アルマ望遠鏡の運営を担っている、合同アルマ観測所(JAO)の首脳部のメンバーや東アジア、ヨーロッパ、北米のプロジェクトマネージャーたちが世界中から集まり、アルマ望遠鏡の今後のスケジュールや運営について、連日英語による熱心な話し合いが行われました。
写真は、会議最終日(6月23日)の会場の様子です。
(写真:佐藤友美)
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