6月の日本は梅雨の時期ですが、南半球のチリは季節が逆で冬に向かっています。
ある日、アルマ推進室のチリ在勤スタッフが住んでいる首都のサンティアゴは、厚いスモッグに覆われました。
サンティアゴは、西以外がアンデス山脈で囲まれています。冬は西側から一日中弱い風が吹いているので自然な吹きだまりができ、よほど強い風が吹かない限り、左側の写真のようにスモッグがかかって晴れることがありません。スモッグがない状態(右側の写真)と比べるとかなり景色が違いますね。(写真:津野晃臣)
NEW ARTICLES
2024 12.26
アルマ望遠鏡の新データ伝送システム、基本設計審査を通過
アルマ望遠鏡の新しいデータ伝送システムに関する基本設計審査が実施され、無事に審査を通過し、次の詳細設計フェーズへ進むこ…
2024 12.24
活発な赤ちゃん星:B335で行われている宇宙における化学の実験
537光年先にある非常に若い星、B335は、明るさが変化する原始星です。この原始星を観測したところ、星が生まれるときの化学物質…
2024 12.13
アルマ望遠鏡が捉えた惑星系形成の現場:惑星の外側で塵が集まり、次の惑星が生まれる様子
アルマ望遠鏡は、すでに形成された惑星の外側に、次なる惑星の材料となる塵が局所的に集まっている現場を捉えました。国立天文…