サンチャゴ日本人学校サマーキャンプ

1月26日、国立天文台チリ観測所のスタッフがサンチャゴ日本人学校のサマーキャンプを訪問し、宇宙に関する講演と星空観察会を開催しました。サマーキャンプでの講演と観察会は毎年の恒例行事となっており、今年もたいへん好評でした。

チリ観測所の石井峻助教が担当した講演では、南米一帯で2月26日に見ることができる日食を取り上げ、そのメカニズムや安全な観察の方法を紹介しました。またピンホールを使って日食を観察できるオリジナルの「日食観察のしおり」を配布しました。講演後にはたくさんの質問が子どもたちから寄せられ、関心の高さがうかがえました。観察会では、日本人学校のグラウンドに望遠鏡を設置し、亀野誠二教授と澤田剛士助教の案内のもとで金星や火星、すばる(プレアデス星団)などを観察しました。

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