国立天文台アルマ望遠鏡は、日本地球惑星科学連合大会(5月20日~25日)に毎年ブース出展しています。今年はアメリカ地球物理学連合大会(AGU)との共同主催で、例年に増して国際色豊かな大会となりました。
天文学だけでなく、地球惑星関連の研究者にアルマ望遠鏡を活用してもらうよう、ブースにいらした方に最新の成果などをお話ししました。参加者は学生の方も多く、開かれた観測制度のため学生もアルマ望遠鏡を使って最先端の研究をすることができるという話しに興味深く聞き入る様子が見られました。
隣のブースは国立天文台のTMT推進室です。アルマ望遠鏡と同じ国際協力プロジェクトで30メートルの光学望遠鏡の建設を進めています。
23日には「アルマによる惑星科学の新展開」と題したセッションが開かれ、会場はほぼ満員の盛況ぶりでした。惑星科学の研究にアルマ望遠鏡が活用できることをアピールした大会となりました。