新型コロナウイルスに関連したアルマ望遠鏡の対応について

チリ国内での新型コロナウイルス感染症の拡大に際して、合同アルマ観測所長は、アルマ望遠鏡の科学運用を一時的に停止させることを決定しました。これは、アルマ望遠鏡スタッフの社会的接触の機会を減らし、感染拡大を防止するための予防的な措置です。

・アルマ望遠鏡の科学運用は、2020年3月19日21時(チリ現地時間、以下同じ)までに一時的に停止し、閉鎖への準備を行います。
・アルマ望遠鏡山頂施設及び山麓施設に滞在するスタッフ数を削減しており、2020年3月22日をもって一時的に閉鎖します。閉鎖後も、観測所スタッフが観測所維持と安全管理にあたります。
・首都サンティアゴを主要な勤務地とする職員は、テレワークによる業務を行っています。

なお山麓施設の一般見学は、見学者と観測所職員への新型コロナウイルス感染を防ぐ目的から、2020年3月7日以降中止しています。

感染流行の状況は流動的であることから、合同アルマ観測所では引き続き状況を注視していきます。ご理解とご協力をお願いいたします。

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