川合眞紀自然科学研究機構長と常田佐久国立天文台長および文部科学省関係者他が、2023年5月29日から6月2日(チリ現地時)にかけて、チリ外務省、合同アルマ観測所サンティアゴ事務所、チリ科学・技術・知識・イノベーション省、チリ大学と米国北東部大学連合(AUI:Associated Universities Inc.)チリ事務所を表敬訪問しました。
5月29日には、チリ外務省のフリョ・ブラボ局長を表敬訪問し、自然科学研究機構の紹介およびチリにおける国立天文台の活動への理解と支援について感謝の念を述べ、アルマに限らず幅広い天文学関係でのコラボレーションや、男女共同参画、観測環境を守る活動等について懇談しました。
同日、合同アルマ観測所サンティアゴ事務所ではショーン・ドハティ合同アルマ観測所所長を表敬訪問し、アルマ望遠鏡の現状と課題等について懇談しました。
5月30日には、チリ科学・技術・知識・イノベーション省のアイセン・エチェベリ・エスクデロ大臣を表敬訪問し、自然科学研究機構の紹介をするとともに、チリにおける国立天文台の活動への理解と支援について感謝の念を述べました。大臣は、天文学における各国とのコラボレーションがチリの科学の発展に重要な貢献をもたらしているとの認識を示されました。そしてさらに、今後の協力関係の拡大等について懇談しました。
6月2日、チリ大学のローザ・デベス・アレッサンドリ学長を表敬訪問し、自然科学研究機構の紹介をするとともに、アルマプロジェクトおよび国立天文台の活動への理解と協力について感謝の念を述べ、現在までのチリ大学との協力関係の成果とチリ大学と自然科学研究機構の今後のコラボレーションやチリ大学と国立天文台とのコラボレーション拡大等について懇談しました。
米国AUIチリ事務所ではパウリナ・ボカス法的代表を表敬訪問し、チリでAUIが行なっている男女共同参画の活動(PROVOCA)を中心に懇談しました。