2024年6月4日、グロリア・デ・ラ・フェンテ・ゴンサレス チリ外務次官が、視察のために国立天文台三鷹キャンパスを訪問されました。
デ・ラ・フェンテ外務次官は、国立天文台の事業の概要について吉田国立天文台副台長および齋藤国立天文台副台長らから説明を受けた後、チリで米欧他との国際協力で運用中のアルマ望遠鏡における国立天文台のこれまでの貢献や科学技術の成果について、井口アルマプロジェクト長らも交えて活発な意見交換をされました。
その後は先端技術センターを訪れて、高感度センサーやアルマ望遠鏡の受信機といった観測機器部品の超精密加工の現場を視察されました。さらに4D2Uドームシアターでは、最新の観測データや理論研究に基づいたシミュレーションから制作された宇宙の美しい立体映像を体験されました。最後に、国立天文台で活躍するチリ人職員2名と懇談されました。