アルマ望遠鏡では、国内外の研究者コミュニティと協力し、これから挑むべき科学目標とそのために必要な機能強化についての議論を行ってきました。その結果は「アルマ望遠鏡将来開発ロードマップ」としてまとめられており、これと整合してアルマ望遠鏡の科学運用を継続しながら機能強化を行う計画を、日本では「アルマ2計画」と呼びます。この度、文部科学省大規模学術フロンティア促進事業のご支援を受け、2023年度よりアルマ2計画の実施がスタートしました。地球軌道スケールでの惑星系形成過程の理解、惑星系誕生過程での生命素材物質の理解、宇宙における元素合成の開始地点の特定という3大科学目標を掲げながら、今後も世界の天文学をけん引することを目指します。引き続き、アルマ望遠鏡へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
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