令和7年度 吉田庄一郎記念・ニコン天文学業績賞を今田大皓さんが受賞

公益財団法人 天文学振興財団が公募する令和7年度の「吉田庄一郎記念・ニコン天文学業績賞」が、アルマプロジェクト特任専門員の今田大皓さんに送られました。

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令和7年度 吉田庄一郎記念・ニコン天文学業績賞を受賞した今田大皓さん。

吉田庄一郎記念・ニコン天文学業績賞は、新たな天体観測手法・技術の研究・開発などに顕著な業績を上げた者に送られる賞です。今田さんの受賞題目は「超広視野電波望遠鏡光学系の開発(Development of the Ultra-Wide Field Radio Telescope Optics)」です。

今田さんは、電波望遠鏡の光学系の設計技術の開発に携わり、光学理論と光線追跡シミュレーションを駆使して、広視野光学系の性能を計算機上で高速かつ高精度に評価する新たな手法を開発しました。これらの成果が高く評価され、今回の受賞に至りました。この手法は、広視野光学系のみならず従来のシングルビームの系にも応用でき、アルマ望遠鏡の性能向上を目指す「アルマ2」計画の拡張バンド8受信機(Band 8 v2)光学系の設計やバンド2受信機光学系の性能評価にも使われています。表彰式は2026年5月22日(金)に国立天文台三鷹キャンパスで行われました。公益財団法人 天文学振興財団の観山正見理事長から賞状と記念品を贈呈され、記念講演を行いました。

今回の受賞を受けて今田さんは、「栄えある賞をいただき、大変嬉しく思います。審査員の方々、私と仕事をしてくださった数多くの研究者の皆様、そして家族に感謝を申し上げます。受賞対象となった技術が、今後の電波望遠鏡の光学設計をより堅牢にし、質の高い観測データを提供する望遠鏡を実現してくれると期待しています。」と話しました。

アルマプロジェクト長の井口聖教授は、「今田さんが開発した新手法は、「アルマ2計画」における受信機開発にも活かされており、プロジェクトにとっても重要な成果です。今後も、将来の電波天文学を支える基盤技術の発展に貢献してくれることを期待しています。」とコメントしています。

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