日本地球惑星科学連合2018年大会にアルマ望遠鏡ブースを出展

2018年5月20日~24日に幕張メッセで開催された日本地球惑星科学連合2018年大会に、今年もアルマ望遠鏡ブースを出展しました。地球科学・惑星科学に関連するさまざまな分野の研究者だけでなく、高校生セッションで研究発表を行った高校生や、大学生・大学院生など若い世代の多くの参加者にもアルマ望遠鏡ブースに立ち寄っていただきました。ブースではアルマ望遠鏡の概要に加え、特に惑星形成領域や太陽系内天体の観測成果について重点的に紹介しました。惑星科学からは少し離れますが、アルマ望遠鏡が132.8億光年かなたの銀河に酸素を発見したというニュースが大会の直前に発表されたため、この成果について質問してくださる方も何人もいらっしゃいました。また今年も国立天文台TMT推進室と並んでブース出展し、大型光学望遠鏡であるTMTと電波望遠鏡であるアルマ望遠鏡が観測できるものの違いについても紹介しました。

 

アルマ望遠鏡ブース

アルマ望遠鏡ブースのようす。
Credit: 国立天文台


 

5月23日には「アルマによる惑星科学の新展開」と題したセッションが開かれました。ここではアルマ望遠鏡による惑星形成の現場、太陽、金星、海王星などの観測成果が発表され、惑星科学分野においてもアルマ望遠鏡が新しい成果をもたらしつつあることが示されました。

 

almasession_preview

Credit: 国立天文台

NEW ARTICLES