第12回ALMA公開講演会「アンデスの巨大電波望遠鏡で探る宇宙 〜星のゆりかごから巨大ブラックホールまで〜」が11月18日に大阪市立科学館のプラネタリウムで開催され、「アンデスの星空」のプラネタリウム投影ののちに、阪本成一助教授の「宇宙、太陽系、地球、そして生命 〜宇宙観測から学ぶ私たちの来し方、行く末〜」と、中井直正 筑波大学教授の「銀河にひそむモンスターたち」の2講演が行われ、ほぼ満席となる約260名の参加がありました。写真は、中井教授の講演の様子。講演の最後の質問コーナーでは、「ホワイトホールはあるのか?」、「ブラックホールのスピンとは?」など、活発な質問が出されました。
NEW ARTICLES
2024 12.26
アルマ望遠鏡の新データ伝送システム、基本設計審査を通過
アルマ望遠鏡の新しいデータ伝送システムに関する基本設計審査が実施され、無事に審査を通過し、次の詳細設計フェーズへ進むこ…
2024 12.24
活発な赤ちゃん星:B335で行われている宇宙における化学の実験
537光年先にある非常に若い星、B335は、明るさが変化する原始星です。この原始星を観測したところ、星が生まれるときの化学物質…
2024 12.13
アルマ望遠鏡が捉えた惑星系形成の現場:惑星の外側で塵が集まり、次の惑星が生まれる様子
アルマ望遠鏡は、すでに形成された惑星の外側に、次なる惑星の材料となる塵が局所的に集まっている現場を捉えました。国立天文…