「おもしろサイエンスフェア」2日目。ALMAの展示は続いています。午後には第17回ALMA公開講演会「ALMAでさぐる銀河と惑星の謎」が同センターの多目的ホールで開催され、長谷川哲夫 ALMA推進室教授の「世界が力をあわせてつくる夢の巨大望遠鏡アルマ −現場リポート-」、百瀬宗武 茨城大学准教授の「惑星系誕生をALMAで探る」、中井直正筑波大学教授の「銀河の中心とブラックホールをさぐる」の3講演が行われました。写真はALMAの進捗状況について報告する長谷川教授。猛暑日が続く筑波でしたが、40名以上の参加者が集まりました。
NEW ARTICLES
2025 9.25
惑星を作る渦巻きの動画撮影に成功
総合研究大学院大学/国立天文台の大学院生吉田有宏氏が率いる国際研究チームは、アルマ望遠鏡で取得された7年間にわたる観測デ…
2025 8.8
誕生直後の銀河は予想以上に粒々だった:「宇宙ぶどう」が破った銀河誕生の常識
宇宙初期の若い銀河に、これまでの観測や数値シミュレーションでは予測されていなかった複雑な内部構造が見つかりました。トロ…
2025 8.5
恒星ジェットが生む爆発に巻き込まれた原始惑星系円盤の発見
茨城大学の逢澤正嵩氏らのチームは若い星WSB 52の周りの原始惑星系円盤とその付近の構造をアルマ望遠鏡の公開データを用いて調…