国立天文台野辺山 特別公開2015

8月22日(土)に国立天文台野辺山の特別公開が開催され、チリ観測所はアルマ望遠鏡とアステ望遠鏡の進捗をご紹介しました。          

南米、チリにある2つの望遠鏡の基本情報から最新の成果までをポスターや映像でお知らせするとともに、今年は日本が製造したバンド4、バンド8の2つの受信機の展示も行ないました。実際にアンテナに搭載されているものとほぼ同等の受信機は迫力があります。

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受信機の解説をするゴンサレス・アルバロ 特任助教と藤井泰範 研究技師。アルマ望遠鏡の受信機開発を行なってきた技術者が解説をしました。

例年盛況のミニ講演会も開催し、アルマ望遠鏡やアステ望遠鏡が見ている宇宙についてお話ししました。また、アルマ望遠鏡の4種類のアンテナとトランスポーター(アンテナ運搬台車)を写したモビールを制作する、「アルマ・モビールをつくろう」のコーナーも設けました。子どもたち中心に熱心に取り組む様子が印象的でした。

当日は晴天に恵まれ、多くの方々にご来場いただきました。場内には長野県PRキャラクター「アルクマ」や野辺山宇宙電波観測所オリジナルキャラクター「のべやま先生」も登場し、年に1日の楽しい雰囲気に包まれました。

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