国立天文台ニュースでアルマ特集第2弾!

国立天文台ニュース2015年9月号、特集「いよいよ本気のアルマ望遠鏡」中編が発刊されました。
第2弾となるアルマ特集は、東アジア・アルマ地域センターについてです。
アルマ地域センターは、アルマ望遠鏡を使う研究者の支援に特化しており、3つの地域(東アジア・欧州・北米)にそれぞれ設置されています。東アジアの研究者の拠点となるのが、国立天文台三鷹キャンパスに設置された東アジア・アルマ地域センターです。

かつては、研究者は自分の観測データを得るために遠方の天文台へ出向き、慣れない望遠鏡の操作を行い、データを解析して、やっと天体画像を得る。というのが当たり前でしたが、最新鋭のアルマ望遠鏡では違います。基本的に研究者はチリの天文台へ行くことなく観測ができ、さらにおかしなところがないかチェックを済ませたデータを得ることができます。
研究者の代わりに観測の指示やデータ解析を行なっているのが、アルマ地域センターのスタッフです。その他にも、観測をしたい!という時の提案書の作成を助けてくれたり、なんでもわからないことを相談できる窓口を設けたりしています。研究者のために非常に手厚いサポート体制を準備しているわけです。これによって、幅広い分野の研究者がアルマ望遠鏡を使うことができ、また、強力なアルマ望遠鏡を効率的にフル活用することができるのです。

特集は、最新のアルマ望遠鏡の観測成果をわかりやすく紹介しているほか、アルマ地域センターのスタッフへのインタビューを掲載しています。電波天文まんが「アルマーの冒険」も続編を公開。ウェブサイトからお楽しみいただけます。

国立天文台ニュース2015年9月号 アルマ望遠鏡大開眼!2

電波天文まんが「アルマーの冒険」

NEW ARTICLES