1月17日から19日にかけて、大阪府立大学において第7回受信機研究会「ミリ波テラヘルツ波領域における低雑音受信機開発に関する研究会」と国際研究会”7th Workshop on Submillimeter Wave Receiver Technologies in Eastern Asia”との合同研究会が開催されています。30件を越える口頭発表と20件程度のポスター発表が予定されており、海外からの参加者12名を含め70名程度が参加しています。初日には、日本が開発を担当しているALMAのバンド4、8、10の開発進捗状況や、電波望遠鏡で集光した電波を心臓部である受信機へと導く光学系、テラヘルツ帯におけるレーザーに関する口頭発表、およびポスター紹介が行なわれました。写真は、ALMAバンド4の進捗状況について報告する浅山信一郎上級研究員。
NEW ARTICLES
2024 4.22
泉拓磨氏、令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞をアルマ望遠鏡の研究で受賞
国立天文台でアルマ望遠鏡の運用にも携わる泉拓磨准教授が、令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞しまし…
2024 4.11
赤ちゃん星の"くしゃみ"を捉えたか?
〜アルマ望遠鏡が目撃したダイナミックな磁束放出〜
星(太陽をはじめとする恒星)は分子雲コアと呼ばれる星の卵が重力によって収縮することで誕生します。分子雲コアには磁力が働い…
2024 3.28
銀河の中の星工場―分子で見る繁忙期の製造ライン
国立天文台の原田ななせ助教、欧州南天天文台/合同アルマ観測所のセルヒオ・マーチン博士、米国国立電波天文台のジェフ・マンガ…