ALMA山麓施設ではアンテナ保守エリアなどの大規模な工事が進められています。写真は、山麓施設最上部から見下ろした保守エリアの工事風景。4基のアンテナ保守用基礎のための穴が捨てコンクリートを打った状態で養生されており、それぞれの穴の脇には組み上げられた鉄筋が見えます。また、移動式ルーフのためのレールの基礎が左右に走る2本の黒い筋として見えています。さながら藤原京の発掘現場のような光景です。
NEW ARTICLES
2025 9.25
惑星を作る渦巻きの動画撮影に成功
総合研究大学院大学/国立天文台の大学院生吉田有宏氏が率いる国際研究チームは、アルマ望遠鏡で取得された7年間にわたる観測デ…
2025 8.8
誕生直後の銀河は予想以上に粒々だった:「宇宙ぶどう」が破った銀河誕生の常識
宇宙初期の若い銀河に、これまでの観測や数値シミュレーションでは予測されていなかった複雑な内部構造が見つかりました。トロ…
2025 8.5
恒星ジェットが生む爆発に巻き込まれた原始惑星系円盤の発見
茨城大学の逢澤正嵩氏らのチームは若い星WSB 52の周りの原始惑星系円盤とその付近の構造をアルマ望遠鏡の公開データを用いて調…