12月10日の14時過ぎ、チリで16年半にわたり軍政を率いたピノチェット元大統領が91歳で死去しました。遺体は安置されている陸軍病院から陸軍学校(Escuela Militar)へ移送され、12日にはそこで陸軍による葬儀が行われました。Escuela MilitarはJAOの最寄のAlcantara駅の隣駅で、デモや交通規制などが懸念されましたが、大きな混乱はありませんでした。氏は、晩年には在任中の左翼活動家に対する人権弾圧事件などへの刑事責任を問われる一方で、アジェンデ社会主義政権をクーデターで倒して経済を再建した功績者とも称えられ、国民の見方は二分されています。写真は、ピノチェット元チリ大統領の死去を知らせる新聞に見入る通行人。
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