望遠鏡を人の体に例えれば、受信機などの機器は内臓で、それらをつなぐケーブル類は血管に相当する大事な器官です。耐久性の高いケーブルを使うことができれば保守の手間を省くことができます。そこで、ケーブル類の耐久試験が実験室の片隅で淡々と行われています。写真は、冷凍機用のフレキシブルヘリウムホースの屈曲試験を行う山田真澄専門研究員。後ろに見える黒くて湾曲した部分が屈曲試験機本体。このホースの耐久性は4000回程度と考えられていましたが、15000回を超えてもまだ大丈夫で、さらに記録を伸ばしそうです。ちなみに30年の運用で一度も換えないですむためには27万回の屈曲試験に耐える必要があるとのことです。
NEW ARTICLES
2024 10.16
2024 10.8
最も遠い回転円盤銀河の発⾒
この研究成果は、2024年10月7日に欧州南天天文台(ESO)他からプレスリリースされたものです。詳しくは、ESOのプレスリリース(…
2024 10.4
深川美里教授がForbes JAPAN「Women In Tech 30」に選出
Forbes JAPAN 2024年11月号において、東アジア・アルマの運用マネジャーを務める深川美里教授が「Women In Tech 30」2024に選出…