国立天文台ALMA推進室の樋口あや研究員の研究グループは、若い星の集団(星団)がガスのかたまりの衝突によって生まれたという証拠を発見しました。研究グループは、現在建設中のALMA(アルマ:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)を用いて、これまでの100倍以上の解像度で観測し、より詳しい描像を明らかにすることを考えています。写真は記者発表をする樋口あや研究員。
詳細は、野辺山宇宙電波観測所のプレスリリース、「野辺山45m電波望遠鏡が捉えた、ガス同士の衝突による星団の形成」 をご覧ください。
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