日本天文学会アルマ特別セッション

2012年3月19日~22日にわたり、京都・龍谷大学にて日本天文学会2012年春季年会が開催されました。19日にはアルマ特別セッションが開催され、アルマ望遠鏡の建設の進捗と今後の予定、来季の科学観測で想定されるアルマ望遠鏡の性能などが紹介されました。会場には200名を超える天文研究者が集まり、アルマ望遠鏡への関心の高さがうかがわれました。特別セッションではこれまでに取得された試験観測データの解析結果も紹介され、既に垣間見ることができるアルマ望遠鏡の高い性能に研究者の注目が集まりました。

写真は、アルマ特別セッションでアルマ望遠鏡の試験観測結果(天の川銀河の中心にあるブラックホールの近傍の様子)を紹介する、ダニエル・エスパダ 国立天文台EA ARCサイエンススタッフです。

また学会期間中にはALMA相談ブースも設けられ、来季の観測提案や観測準備ソフトウェアについての研究者の質問に、東アジア・アルマ地域センター(EA ARC)のスタッフが直接回答しました。

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