アルマ望遠鏡の施設に立ってまわりを見渡すと、広大で荒涼としたアタカマ高地の風景に圧倒されます。赤茶けた大地に立つ白いアンテナ群や施設群を目にして、「火星基地に来たみたいだ」と語るスタッフもいます。
これらの施設の様子は、アルマ望遠鏡ウェブサイト内「ギャラリー」のページで写真と動画でご紹介していますが、より現地の様子を実感していただけるように、360度パノラマ写真コンテンツを作成しました。
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下の画像は、アルマ望遠鏡山頂施設(標高5000m)に設置されたアンテナ群の中心付近で撮影したパノラマ画像です。現在60台を超えるアンテナが現地に設置されており、青い空に白いアンテナがよく映えます。
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また次の画像は、日本が開発したモリタアレイ(アタカマコンパクトアレイ)の中央部で撮影したものです。米欧が開発した12mアレイでは捉えにくい大きく広がった天体からの電波強度を精密に測定するため、アンテナが非常に密集して設置されていることがわかります。
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この他、アルマ望遠鏡山頂施設・山麓施設、および空港から諸施設に至るまでの各所で撮影したパノラマ画像は、下記のウェブサイトに随時アップロードしていきます。雄大で過酷な環境の中に作られた人類最高の望遠鏡の様子を、ぜひ体感してみてください。