アルマ望遠鏡のパラボラアンテナ66台のうち、16台(12mアンテナ4台、7mアンテナ12台)は日本で開発されたものです。これらのアンテナの開発には国立天文台と数多くの企業が協力し技術の粋を集めて取り組みました。今回、その開発過程を記録した映像を作成・公開しました。今回公開したのは、アンテナを正確に狙った天体に向けるためのアンテナ架台部の開発の過程です。強風が吹き温度変化も大きいアタカマの地で高い指向精度・追尾精度を実現するために、様々な工夫がなされています。設計者や技術者のインタビューも合わせて収録していますので、ぜひご覧ください。
- [内容]
- アンテナ架台構造物の機械加工
- ダイレクトドライブ(リニアモーター)の設計と開発
- 精密な駆動制御を可能にするメトロロジーシステムの設計と開発
- 日本国内とチリでの組み立て・検査
マルチメディア – 映像のページには、パラボラアンテナ主鏡部の開発、およびアルマ望遠鏡の建設記録映像も多数掲載していますので、あわせてご覧ください。