高野美南海さん、東京都市大学校友会賞を受賞

東京都市大学知識工学部4年生の高野美南海さんが、東京都市大学校友会賞を受賞しました。アルマ望遠鏡のデータを使った卒業研究の内容が高く評価されての受賞です。

高野美南海さん、東京都市大学校友会賞を受賞

3月19日に行われた東京都市大学での授賞式の様子。

高野さんは、国立天文台チリ観測所 伊王野大介准教授の指導の下、アルマ望遠鏡で観測した棒渦巻銀河NGC1808のデータを解析しました。

この天体は、星を活発に形成する「爆発的星形成銀河(スターバースト銀河)」であり、星の材料となる分子ガスの解析が多くの研究者によって行われている天体です。銀河の分子ガスを研究することは、銀河の中で進む星形成活動の理解に繋がり、またさらに銀河の進化の理解へと繋がっていきます。

高野さんは今回の研究と受賞について「アルマ望遠鏡という世界最高性能の望遠鏡のデータを用いて研究できたことは一生の誇りです。研究、さらに受賞を通して棒渦巻銀河NGC1808とはかけがえのない友達になれました。私を温かく迎えてくださった伊王野大介先生と大学院生の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。」と語っています。

アルマ望遠鏡で観測されたデータはデータアーカイブに保存されており、誰でもダウンロードして研究に使用することが可能です。アルマ望遠鏡のデータは膨大であるため、世界中のいろいろな研究者が独自の視点でデータを解析することで、ひとつのデータからたくさんの発見を引き出すことができます。

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