2022. 4. 1

【ALMAメールマガジン】アルマ望遠鏡、 129億年前の銀河から窒素と酸素の電波をとらえる

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国立天文台アルマ望遠鏡メールマガジン
ALMA Mail Magazine 2022年03月19日号
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今夜は「月齢16」。アルマ望遠鏡の話題をお届けします。
 
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Pick up!
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◆ アルマ望遠鏡、 129億年前の銀河から窒素と酸素の電波をとらえる

アルマ望遠鏡により、129億年前の銀河から窒素と酸素の電波を検出することに成功しました。国立天文台の但木謙一特任助教、東京大学の大学院生辻田旭慶氏、名古屋大学の田村陽一准教授らの研究チームは、アルマ望遠鏡を用いてうみへび座の方角にある銀河G09.83808を観測し、宇宙誕生9億年後に窒素や酸素が存在し、既に太陽系での存在比率の50-70%に達していると推定しました。

https://alma-telescope.jp/news/alma2-project-202202

 
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Topics
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◆ 動画公開「アルマ望遠鏡運用10周年 宇宙の歴史をさかのぼる」

2011年に初期科学観測を開始したアルマ望遠鏡は、2021年で運用10周年を迎えました。
「銀河って、いつ生まれたの?どんなふうに進化してきたの?」
そんな謎に、アルマ望遠鏡が挑んでいます。
第3回は、アルマ望遠鏡を使って銀河の歴史を紐解く研究について。
国立天文台 大内正己教授が、はるか彼方の宇宙に潜む銀河の観測の成果とその意義、面白さについてご紹介します。

https://alma-telescope.jp/news/directors-term-202202

 
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Events
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◆ 2022年2月5日(土)に行われました
「小惑星Kokubunji誕生7周年記念イベント 宇宙講演会 in国分寺」が

YouTubeにて配信されています。

講師:淺田 正一郎((一財)日本宇宙フォーラム 宇宙政策調査研究センターフェロー)
   「民間宇宙開発最前線」
   阪本 成一(国立天文台 教授)
   「アルマ望遠鏡が描く最新の宇宙像」
内容:国内外のスペースポートや商業有人宇宙船など民間宇宙開発の旬な話題から、 
   アルマ望遠鏡が切り拓く最新の天文学のディープな話まで
   宇宙の魅力をお届けする講演会を動画でお送りします。

https://www.youtube.com/watch?v=2Jx_-izDCJE

 

◆ 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となりました
福岡市科学館での講演会「STARRY NIGHT JAM vol.87」が

YouTubeにて期間限定で配信されています。(配信期間2022年3月31日(木)まで)

講師:国立天文台 平松正顕
   「アルマ望遠鏡で挑む暗黒の宇宙」
内容:目に見えない暗黒の宇宙に潜む謎が、アルマ望遠鏡によってどこまで解き明かされてきたのか。
   平松氏のご講演をぜひご覧ください。
   
https://youtu.be/KZxzTC6jpyM

 

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Afterword
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今月は新たな動画「アルマ望遠鏡運用10周年 宇宙の歴史をさかのぼる」をyoutubeにて公開いたしました。
アルマ望遠鏡が2021年で10周年を迎えたので、10年を振り返りアルマ望遠鏡が天文学にもたらした大きなインパクトをご紹介するインタビュー映像をお届けしていますが
今回の動画は第三弾になります。
この3連休中に是非一緒にアルマの10年を振り返っていただけましたら幸いです。
 
今までYoutubeに掲載したものはこちらの一覧にございます。
こちらも合わせてご覧ください。
https://alma-telescope.jp/news/developmentroadmap-201807
 
第1回「アルマ望遠鏡運用10周年 惑星形成研究の歩み」
https://alma-telescope.jp/news/developmentroadmap-201807
 
第2回「アルマ望遠鏡運用10周年 生命の「種」 有機分子の探究」
https://alma-telescope.jp/news/developmentroadmap-201807

 

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