片岡章雅さん、文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞
国立天文台の片岡章雅さんが、惑星形成過程の理論的研究とアルマ望遠鏡を用いた観測的検証により、令和7年度科学技術分野の文部…
あけましておめでとうございます。
ご無沙汰してしまいましたが、ALMAの最新ニュースをお知らせいた
します。
(1)日本のALMAアンテナ、標高5000mの山頂へ一番乗り(9月18日)
(2)ALMA電波望遠鏡
標高5000mにおけるアンテナ3台干渉計観測に成功(1月5日発表)
(3)ALMA望遠鏡 日本のアンテナ愛称募集キャンペーン(1月31日締切)
(1)日本のALMAアンテナ、標高5000mの山頂へ一番乗り(9月18日)
2009年9月18日(日本時間)、日本が製造したアンテナが、ALMAで初
めて、標高5000mの建設地に到着しました。ALMA計画では、使用され
るアンテナや観測装置は、まず、標高2900mにある山麓施設で組み立
てや試験を行います。これは、標高5000mの高地では、標高0m地点と
比べると、酸素濃度が半分しかなく、人間が作業するのが非常に難し
いからです。そして、山麓施設でのすべての性能試験が終了した後、
重さ100トンもあるアンテナをアンテナ専用移動台車によって標高
5000mの山頂まで運びました。
詳しくは以下のページをご覧ください。
http://www.nro.nao.ac.jp/alma/J/pressRelease/090918/
(2)ALMA電波望遠鏡
標高5000mにおけるアンテナ3台干渉計観測に成功(1月5日発表)
ALMA電波望遠鏡は、その成功の鍵を握る高品質画像の生成に極めて
重要となる大きなマイルストーンを達成しました。チリ北部にある
標高5000メートルのALMA観測サイトで3台のアンテナを結合させるこ
とに成功しました。これによって、史上最高レベルの解像度で低温
の宇宙を正確に撮像するための道が開かれました。
詳しくは以下のページをご覧ください。
http://www.nro.nao.ac.jp/alma/J/pressRelease/100105/
(3)ALMA望遠鏡 日本のアンテナ愛称募集キャンペーン(1月31日締切)
主催:国立天文台 共催:日本宇宙少年団、三菱電機株式会社
66台以上のパラボラアンテナで構成されるALMA電波望遠鏡。そのう
ち、日本が作るALMAの16台のアンテナ群(正式名称はアタカマ・コン
パクト・アレイ)の愛称を募集をしています。18歳以下が対象です。
お近くの該当の方にご紹介いただければ幸いです。2010年1月31日締
め切りです。以下のページからのご応募を、お待ちしております。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/dspace/alma2009/alma2009.html
2010年も引き続きALMAをご支援いただければ幸いです。どうぞよろ
しくお願いいたします。
国立天文台の片岡章雅さんが、惑星形成過程の理論的研究とアルマ望遠鏡を用いた観測的検証により、令和7年度科学技術分野の文部…
オーストラリア国立大学(現在は東北大学)の津久井崇史さんが2024年度の井上研究奨励賞を受賞されました。
ACA トータルパワーアレイ新型分光計開発チームが、「令和6年度国立天文台長賞 技術・開発部門」を受賞しました。