2013. 1. 28

【 ALMA Mail Magazine 】 2013年1月28日号 ~アルマが見つけた「惑星のへその緒」~

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▲▲▲ ALMA Mail Magazine 2013年1月28日号
Atacama Large Millimeter/submillimeter Array < http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/>
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――― 国立天文台のALMA(アルマ)計画に関心をお持ちの皆さま ―――
毎月月齢16の夜にお届けしているアルマ望遠鏡メールマガジン。
国立天文台が進めているアルマ計画の近況をお届けいたします。
最新情報はアルマ望遠鏡のウェブサイト http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/
ならびにアルマ望遠鏡Twitterアカウント http://twitter.com/ALMA_Japan
をご覧ください。
INDEX
最新情報 / アルマ通信
 1月10日 ビクーニャの群れ
 1月23日 アストロノミー・パブ「本格稼動!アルマ望遠鏡」
PICK UP!
 アルマ望遠鏡が見つけた「惑星のへその緒」 
イベント情報
 1月30日 「標高5000mで宇宙と向き合う眼」@渋谷区カフェタユタ
 3月 3日まで プラネタリウム@広島市こども文化科学館
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 ■ 最新情報 / アルマ通信 ■
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◎ 1月10日 ビクーニャの群れ
アタカマの高地、標高約4400mの土地にもたくましく生きる生き物がいます。
カメラを振り返る様子がかわいらしいビクーニャです。
[アルマ通信] ビクーニャの群れ
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/alma/2013/0110post_470.html
◎ 1月23日 アストロノミー・パブ「本格稼動!アルマ望遠鏡」
1月19日、三鷹ネットワーク大学においてお酒を片手に天文学について語り
合うアストロノミー・パブが開かれました。今回は国立天文台チリ観測所
平松正顕 助教がゲストとして招かれ、アルマ望遠鏡について講演しました。
[アルマ通信] アストロノミー・パブ「本格稼動!アルマ望遠鏡」
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/alma/2013/0123post_473.html
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 ■ PICK UP! ■
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◎ アルマ望遠鏡が見つけた「惑星のへその緒」
アルマ望遠鏡を用いた観測で、巨大惑星誕生における重要な一場面が初めて
観測されました。若い星のまわりを取り巻く原始惑星系円盤の「すきま」の
中に流れ込む、ガスの流れが見つかったのです。巨大なガス惑星が形成され
るときにはこのようなガスの流れが作られると理論的には予想されていまし
たが、実際に直接観測されたのは、今回が初めてのことです。
これまでの観測から、この若い星は塵とガスの円盤を持っていて、その円盤
には大きな「すきま」があることがわかっていました。今回の観測では、他
の電波望遠鏡に比べて圧倒的に感度の高いアルマ望遠鏡を使うことで、これ
まで見ることができなかったガスの流れを直接観測することができました。
このガスの流れは、「すきま」の外側に位置する円盤から「すきま」の中で
成長しつつある惑星を経由して、「すきま」の内側の円盤にのびています。
このガスの流れは「すきま」の中に2本見つかっており、この星のまわりで
は少なくともふたつの巨大ガス惑星が作られていると考えられます。また、
円盤の「すきま」の中に淡いガスが残されていることもアルマ望遠鏡を用い
た観測で確認されました。研究グループは、このガスをさらに詳しく調べる
ことで現段階での惑星の大きさを見積もり、木星のような巨大ガス惑星がど
のように作られるのかを明らかにしたいと期待を寄せています。
[プレスリリース] アルマ望遠鏡が見つけた「惑星のへその緒」
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/pressrelease/201301046979.html
■詳しくは、アルマ望遠鏡ウェブサイトをご覧ください。
  http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/ (日本語)
  http://alma.mtk.nao.ac.jp/e/ (英語)
■アルマ・メールマガジン バックナンバー
  http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/mailmagazine/
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 ■ イベント情報 ■
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◎ 1月30日 「アルマ望遠鏡:標高5000mで宇宙と向き合う眼」
サイエンスカフェ
講師:平松正顕(国立天文台チリ観測所助教)
時間:19:00 –
場所:東京都渋谷区 ギャラリーカフェタユタ
チャージ: 2500円(1ドリンク付・学割あり)
定員:26名 ※要予約
[詳細・予約フォーム] Astro Ninja Projects
http://www.astro-ninja.com/Ev/013.html
◎ 3月 3日まで プラネタリウム冬の番組
 「夜空はぼくらのおもちゃ箱 ~見えない宇宙をのぞいてみよう~」
目に見えない電波で宇宙を見ると・・・日本が参加する国際プロジェクト
「ALMA電波望遠鏡計画」。南米チリのアタカマ砂漠に66台の電波望遠鏡を配
置し宇宙の神秘を探る計画です。冬に見える星座とあわせて、ぴょん太達が
紹介します。
[詳細] 広島市こども文化科学館
http://www.pyonta.city.hiroshima.jp/
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 ■ あとがき ■
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2013年最初のアルマ・メールマガジンです。本年も最新情報を毎月お届けい
たしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
アルマは今年から大きくバージョンアップし、新たな科学運用を始めます。
観測に使用するアンテナ台数は今までの2倍以上に増え、宇宙からの微弱な
電波をとらえる感度も解像度(視力)も2倍以上に向上します。そしていよ
いよ、日本が建設を分担したアタカマコンパクトアレイ(ACA)が観測に使用
されます。ACAを使うことによって、より高画質な電波画像を得ることがで
きると期待されています。パワーアップしたアルマが何を見せてくれるのか、
研究者や技術者はその成果を待ち望んでいます。これからのアルマが見つめ
る宇宙の姿にご注目ください。
■ご意見、ご感想はお問い合わせフォームからお寄せください。
 お問い合わせフォーム:http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/inquiry/
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国立天文台 チリ観測所 http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/
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