2012. 8. 4

【ALMA Mail Magazine】 2012年8月4日号 ~8月25日は野辺山特別公開です~

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▲▲▲ ALMA Mail Magazine 2012年8月4日号
Atacama Large Millimeter/submillimeter Array < http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/> ====================================================================
――― 国立天文台のALMA(アルマ)計画に関心をお持ちの皆さま ―――
毎月月齢16の夜にお届けしているアルマ望遠鏡メールマガジン。
国立天文台が進めているアルマ計画の近況をお届けいたします。
最新情報はアルマ望遠鏡のウェブサイト http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/
ならびにアルマ望遠鏡Twitterアカウント http://twitter.com/ALMA_Japan
をご覧ください。
INDEX
最新情報 / アルマ通信
 7月10日 故森田耕一郎教授遺児育英基金の設立
 7月13日 サンティアゴ日本人学校での七夕講演会
 7月15日 山頂施設のアンテナが37台に
 7月26日 コラム “Bienvenido a ALMA!” の連載が始まりました
PICK UP!
 7月12日 次の観測期間の公募に、1100件以上の観測提案が提出されました
イベント情報
 8月25日 国立天文台野辺山特別公開
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 ■ 最新情報 / アルマ通信 ■
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◎ 7月10日 故森田耕一郎教授遺児育英基金の設立
この度、国立天文台では故森田耕一郎教授遺児育英基金を設立いたしました。
台外からのご厚意も受け付けております。送金方法等は詳細ページをごらん
ください。
[アルマ通信] 故森田耕一郎教授遺児育英基金の設立
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/alma/2012/0710post_437.html
◎ 7月13日 サンティアゴ日本人学校での七夕講演会
7月5日、チリ、サンティアゴ日本人学校で七夕講演会が開催されました。
国立天文台チリ観測所長・教授の長谷川哲夫が講師を務め、太陽や星の誕生
と死、銀河、宇宙について、さらに科学観測が開始されたアルマ望遠鏡で初
めて見えるようになったことなどについて講演しました。これからも七夕に
限らず子供たちとの交流を続けて行きたいと思っています。
[アルマ通信] サンティアゴ日本人学校での七夕講演会
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/alma/2012/0713post_438.html
◎ 7月15日 山頂施設のアンテナが37台に
新たにアンテナが運ばれ、標高5000mの山頂施設に並ぶアンテナは37台にな
りました。今回運ばれたのは北米製の直径12mアンテナです。写真中央には、
他のアンテナよりもひとまわり小さな日本製の7mアンテナが密集して設置
されているようすも写っています。
[最新情報] 山頂施設のアンテナが37台に
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/info/2012/071537.html
◎ 7月26日 コラム “Bienvenido a ALMA!” の連載が始まりました
新しいコラム “Bienvenido a ALMA!” の連載が始まりました。アルマプロ
ジェクトに関わるスタッフのリレー連載です。
[アルマ通信] コラム “Bienvenido a ALMA!” の連載が始まりました
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/alma/2012/0726_benvenido_a_alma.html
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 ■ PICK UP! ■
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◎ 次の観測期間の公募に、1100件以上の観測提案が提出されました
アルマ望遠鏡は昨年9月からサイクル0と呼ばれる科学観測を始めました。
すでに史上最高の感度をもつ電波望遠鏡として観測を行い、成果を出し始め
ています。次の観測期間はサイクル1、7月12日にその公募が締め切られま
した。世界中の天文学者から観測提案が提出され、その数は1100件を超え
ました。サイクル1の観測が始まるのは来年1月1日。解像度や感度が2倍
にアップするアルマ望遠鏡で、どんな宇宙が見えるのか。研究者は心待ちに
しています。
■詳しくは、アルマ望遠鏡ウェブサイトをご覧ください。
  http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/ (日本語)
  http://alma.mtk.nao.ac.jp/e/ (英語)
■アルマ・メールマガジン バックナンバー
  http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/mailmagazine/
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 ■ イベント情報 ■
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◎ 8月25日 国立天文台野辺山 特別公開
時間:9:30 – 16:00(入場受付は15:30まで)
場所:長野県 国立天文台野辺山
内容:ミニ講演会、ポスター展示、映像上映など
特別講演会
「巨大電波望遠鏡アルマで挑む暗黒宇宙の謎」
講演者:川邊良平(合同アルマ観測所/国立天文台)
時間:(1) 11:00 – 12:00, (2) 14:00 – 15:00
※会場の都合で定員があります。整理券を当日配布します。
最新情報: 国立天文台野辺山 特別公開2012
http://www.nro.nao.ac.jp/visit/open2012/open2012_top.html
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 ■ あとがき ■
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8月25日に野辺山特別公開が開催されます。長野県の野辺山宇宙電波観測所
は日本の電波天文学を先導してきた場所であり、アルマ望遠鏡のルーツとい
える場所です。
今年の特別講演会は「巨大電波望遠鏡アルマで挑む暗黒宇宙の謎」。講師は、
前 野辺山宇宙電波観測所・太陽電波観測所の所長を務めた川邊良平氏です。
川邊氏は現在チリに赴任し、合同アルマ観測所のチーフサイエンティストと
してアルマ望遠鏡が最大限に性能を発揮できるよう、力を尽くしています。
建設の進むアルマ望遠鏡や、アルマが挑む宇宙の謎についてお話しします。
特別講演会以外にも、様々なプロジェクトの展示やミニ講演会などを開催し
ます。野辺山宇宙電波観測所は30周年という節目を迎える今年、皆様ぜひ
足をお運びください。
野辺山からアルマへ発展した歴史は「アルマ望遠鏡」でもご紹介しています。
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/aboutalma/outline/01.html
■ご意見、ご感想はお問い合わせフォームからお寄せください。
 お問い合わせフォーム:http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/inquiry/
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国立天文台 チリ観測所 http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/
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