三鷹・星と宇宙の日2016

10月21日と22日の2日間、国立天文台三鷹キャンパスの特別公開「三鷹・星と宇宙の日2016」が開催されました。国立天文台チリ観測所では、ALMA棟でアルマ望遠鏡・アステ望遠鏡に関する展示を行い、望遠鏡のあるアタカマ高地の様子や最新の観測成果などを紹介しました。

アルマ望遠鏡ミニ講演では、アルマ望遠鏡による太陽の研究やアルマ望遠鏡によって初めて見えてきた惑星の誕生の現場などについて最新の成果を交えて紹介しました。講演後には活発な質疑応答のやり取りもあり、来場いただいた皆さんの関心の高さを感じました。

image

ミニ講演の様子はYouTubeで中継も行いました。録画もご覧いただくことができます。

『アルマ望遠鏡で見る太陽』 講師:下条圭美(チリ観測所 助教)
『アルマ望遠鏡で見えてきた惑星の誕生:ほら、あっちにもこっちにも』 講師:長谷川哲夫(チリ観測所 教授)

また、昨年度も好評だったアルマ望遠鏡現地施設のバーチャルリアリティ(VR)体験を今年も実施しました。標高2500m付近のアルマ望遠鏡施設ゲートから標高2900mの山麓施設を経て標高5000mの山頂施設に至る道のりを全球カメラで撮影した写真と映像を、VRゴーグルでご覧いただきました。地球の反対側にあって日本からはなかなか訪れることができない施設を体感できるこの企画は大変好評でした。

image
アルマ望遠鏡VR体験の様子。

NEW ARTICLES