バンド4、バンド10受信機 量産審査会

6月6日、7日にバンド4、バンド10受信機の量産審査会(Manufacturing Readiness Review)が、国立天文台三鷹キャンパスで行われました。
2種類の受信機は、量産を行う上で必要な試験や組立設備が十分整っており、品質管理体制に問題がないことが確かめられました。

アルマ望遠鏡の全66台のパラボラアンテナに搭載される受信機は、予備を含めそれぞれ73台生産することが必要です。日本は3種類の受信機の製造を担当しており、そのすべてが量産に入っています。宇宙からの微弱な電波をとらえる受信機が、ひとつひとつ大切に生産されていきます。

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