第7回ALMA公開講演会「宇宙へかける夢」(主催:国立天文台、共催:高知県教育センター、高知県文教協会)を高知県教育センターにおいて開催し、宮地竹史 VERA観測所助教授の「星と子供たち」、長谷川哲夫教授の「第二の地球はあるか −アンデスの巨大電波望遠鏡アルマ」、彗星探索家の関勉氏の「星と人生の発見」という講演と、ALMA建設記録映画「南十字星の下で」の阪本成一助教授の解説付きでの上映を行い、約50名の参加がありました。写真は、惑星形成過程の解明にALMAが果たす役割について解説する長谷川教授。また、関勉さんの講演によると、芸西天文台で発見した小惑星のひとつに”Andes”という名前をつけるよう申請中(ちなみに”Alma”はすでに存在)とのことでした。
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