チェコのプラハで開かれている国際天文学連合の総会会場において、”ALMA era for astrophysics begins”と題した会合があり、ALMAプロジェクトディレクタのMassimo Tarenghi、欧州ALMAプロジェクトマネージャのHans Rykaczewski、暫定ALMAプロジェクトサイエンティストの川辺良平教授によるプロジェクト進捗などの全般的な説明の後、北米と欧州のALMAプロジェクトサイエンティストのAl WoottenとTom Wilson、および阪本成一助教授が、各地域での研究会開催などの取り組みについて紹介しました。また、午後には総会議事の後半が行われ、惑星の定義に関する議決等が行われました。写真は、議場でメンバーに配布された議事次第と惑星の定義案と採決のための票。各国のテレビの中継カメラが入るなど、議場は異例の活況を見せていました。
NEW ARTICLES
2025 1.10
134億年前の生まれたての銀河の知られざる性質
国立天文台のJorge Zavala特任助教が率いる国際チームは、134億光年先の生まれたての銀河の中で水素原子や酸素原子が放った輝線…
2025 1.7
芝池諭人さん、惑星形成研究の最前線を語る ― 日・スイス国交樹立160周年記念事業
12月11日、スイス・ベルン大学のCenter for Space and Habitabilityが主催する講演会が、日本とスイスの国交樹立160周年を記念…
2024 12.26
アルマ望遠鏡の新データ伝送システム、基本設計審査を通過
アルマ望遠鏡の新しいデータ伝送システムに関する基本設計審査が実施され、無事に審査を通過し、次の詳細設計フェーズへ進むこ…