ハワイのマウナロア観測所でAMiBA (Array for Microwave Background Anisotropy)の開所式が行われました。AMiBAはALMAと同様にミリ波帯の干渉計ですが、特に86-102GHz帯でのマイクロ波宇宙背景放射の偏波測定とスニャエフ・ゼルドビッチ効果を用いた遠方銀河団の検出を目的として、台湾のASIAAと国立台湾大学が中心となって建設を進めてきた計画です。式典は、新しい観測装置のスタートを祝福するにふさわしい澄み渡る青空のもと、現地の伝統的な儀式にしたがい、厳かな雰囲気で進められました。日本からは、観山正見台長、唐牛宏研究連携主幹、林正彦ハワイ観測所長、石黒正人ALMA推進室長が参列しました。写真は、AMiBAの前で記念撮影する、Paul Ho ASIAA所長と石黒室長。
NEW ARTICLES
2024 10.8
最も遠い回転円盤銀河の発⾒
この研究成果は、2024年10月7日に欧州南天天文台(ESO)他からプレスリリースされたものです。詳しくは、ESOのプレスリリース(…
2024 10.4
深川美里教授がForbes JAPAN「Women In Tech 30」に選出
Forbes JAPAN 2024年11月号において、東アジア・アルマの運用マネジャーを務める深川美里教授が「Women In Tech 30」2024に選出…
2024 10.3
アルマ望遠鏡、惑星誕生の現場で重力不安定性の「揺らぎ」を捉える
この研究成果は、2024年9月4日にアメリカ国立電波天文台(NRAO)からプレスリリースされたものです。詳しくは、アメリカ国立電…