9月18日はチリの独立記念日で、19日の陸軍記念日とあわせて連休となります。ディエシオチョ(Diesiocho=スペイン語で18の意味)と呼ばれるこの週には、多くの職場や学校が1週間近く休みとなり、クエーカと呼ばれる伝統的な踊りや軍隊のパレードなどが行われ、お祭りムード一色となります。サンチャゴ連絡室でも独立記念日前の金曜には午前中で仕事は切り上げ、午後には簡単なパーティが開かれました。写真は、国旗で飾られたサンペドロ・デ・アタカマのカラコレス通り。チリの国旗は、赤が独立のときに流した血を、白がアンデスの雪を、また青が海と空を、そして星が国家統一への願いをそれぞれ表しているとされています。
NEW ARTICLES
2025 5.22
嵐を呼ぶ太古の巨大棒渦巻銀河
アルマ望遠鏡は、111億年前の宇宙で見つかった棒渦巻(ぼううずまき)構造を持つモンスター銀河について、その星形成の元となる…
2025 4.30
exoALMAが拓く、惑星形成の新たな視界 : 惑星探しを超えて、 形成円盤の物理機構に迫る
国際的な研究チームが、若い星の周囲で形成されつつある惑星を探し出すという意欲的な取り組みに乗り出しました。「exoALMA」と…
2025 4.17
片岡章雅さん、文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞
国立天文台の片岡章雅さんが、惑星形成過程の理論的研究とアルマ望遠鏡を用いた観測的検証により、令和7年度科学技術分野の文部…