5月31日の朝9時ごろ、サンチャゴの東の空に緑の雲が見えました。写真は、オフィスビルの18階にある合同ALMA事務所(JAO)から望んだアンデスにかかる緑の雲。よく見るとピンク色のふちがかかっています。写真では分かりにくいですが、かなり鮮やかな色がついており、JAOは一時騒然となりました。これは「彩雲」とよばれる現象で、景雲や慶雲、瑞雲などとも呼ばれ、昔は吉兆を示すものとも思われていたそうです。物理学的には日光が雲に含まれる水滴で回折するために生じる現象とのことです。
NEW ARTICLES
2022 7.1
ビックバンから5億年後の宇宙で銀河回転のはじまりに迫る
早稲田大学、筑波大学、国立天文台および四国学院大学の研究者を中心とした国際研究チームは、132.8億光年かなたの銀河を観測し…
2022 6.17
2022 5.31
超コントラストで描き出す銀河の新しい姿
工学院大学教育推進機構の小麦真也准教授を中心とする研究チームは、全天で最強の電波を放つ3C273と呼ばれる天体のすぐそばに、…