標高2900mの砂漠の真ん中の、1km四方のエリアを占めるALMA山麓施設には、日中には生き物の姿はほとんどまったく見られません。ところが夜になると、物陰から小さな物音が聞こえてくることがあります。写真は、深夜にオフィスコンテナの外の階段脇で見つけたネズミの一種。フラッシュをたくと固まってしまいました。ALMAが環境に非常に気を配って建設を進めているのも、このような小さな隣人がすぐ近くに住んでいるからなのです。
NEW ARTICLES
2024 3.28
銀河の中の星工場―分子で見る繁忙期の製造ライン
国立天文台の原田ななせ助教、欧州南天天文台/合同アルマ観測所のセルヒオ・マーチン博士、米国国立電波天文台のジェフ・マンガ…
2024 3.19
伊藤駐チリ日本国特命全権大使が、国立天文台三鷹キャンパスを視察
先端技術センターにて、観測機器の開発について説明を受ける様子(左から三井主任技術員、渡邊チリ観測所長、伊藤駐チリ日本大…
2024 2.15
アルマ望遠鏡10周年を記念して、若手研究者がアルマ望遠鏡サイトを訪問
アルマ望遠鏡は本格運用を開始してから10 年を迎えました。2023年12月には、これまでの業績を振り返り、最新の成果を紹介し、将…