標高2900mの砂漠の真ん中の、1km四方のエリアを占めるALMA山麓施設には、日中には生き物の姿はほとんどまったく見られません。ところが夜になると、物陰から小さな物音が聞こえてくることがあります。写真は、深夜にオフィスコンテナの外の階段脇で見つけたネズミの一種。フラッシュをたくと固まってしまいました。ALMAが環境に非常に気を配って建設を進めているのも、このような小さな隣人がすぐ近くに住んでいるからなのです。
NEW ARTICLES
2025 5.27
日本地球惑星科学連合大会2025にブース出展
国立天文台アルマプロジェクトは、国立天文台TMTプロジェクトと共同で日本地球惑星科学連合大会に毎年ブース出展しています(20…
2025 5.22
嵐を呼ぶ太古の巨大棒渦巻銀河
アルマ望遠鏡は、111億年前の宇宙で見つかった棒渦巻(ぼううずまき)構造を持つモンスター銀河について、その星形成の元となる…
2025 4.30
exoALMAが拓く、惑星形成の新たな視界 : 惑星探しを超えて、 形成円盤の物理機構に迫る
国際的な研究チームが、若い星の周囲で形成されつつある惑星を探し出すという意欲的な取り組みに乗り出しました。「exoALMA」と…