ALMA山麓建物の棟上式が行われ、工事を担当しているESOを中心とするALMA関係者約100名と、地元関係者約150名が列席しました。日本からも小笠原隆亮 国立天文台チリ代表と、奥村幸子助教授、森田耕一郎助教授の3名が参加しました。建物は鉄骨構造が組みあがり、これから内装工事にかかりますが、山麓施設全体の完成にはまだ1年程度かかる見込みです。写真は、パチャママの儀式を行うSandraBernaサンペドロ市長(左)。「パチャママ」とはケチュア語で「母なる大地」を意味し、アンデスの古い神話で豊穣を司るとされていた大地の女神だそうで、今でも地元の人たちは祝いごとの時には酒を地面にこぼして感謝するとのことです。
NEW ARTICLES
2025 3.31
ACA トータルパワーアレイ用分光計の開発チームが国立天文台長賞を受賞
ACA トータルパワーアレイ新型分光計開発チームが、「令和6年度国立天文台長賞 技術・開発部門」を受賞しました。
2025 3.10
129億年前の超巨大ブラックホール付近の“熱いガス”を発見: 宇宙初期の隠されたブラックホール探査に新たな可能性
北海学園大学の但木謙一教授らの国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて129億光年彼方の超巨大ブラックホールを観測し、ブラッ…
2025 2.12
初期宇宙の銀河でもダークマターが優勢か
この研究成果は、2025年2月7日に東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU, WPI)他からプレスリリースさ…