富士山のような山リカンカブール山(5916m)がレンズ雲の帽子をかぶりました。レンズ雲としては完全さに欠けますが、レンズ雲と言っていいでしょう。撮影は朝8時頃。じっと見ていると、レンズの右側(風下の方向)がお餅を伸ばしてちぎれるように変化するのが面白く、しばし見とれていました。レンズ雲は強風の前兆ですが、予測どおり午後には塵の嵐が吹き荒れました。(石黒正人)
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