動画は皆既月食(2008年2月20日-21日)中における月の様子を示しています。 高速駆動性能を有するACAアンテナを用いることで、短時間で何枚もの画像を取得することが可能となり、月食中の電波強度変化を2次元画像として取得することに成功しました。動画左はデジタルカメラで撮影した光の画像、右は電波の画像を表しています。電波画像は赤い色ほど電波強度が強いこと、すなわち、温度が高いことを表しています。月食が進むにつれて電波強度が弱くなり、皆既月食を過ぎるとまた電波強度が強くなることがわかります。これは月食の間、月表面の温度が急激に変化していることを示しています。
NEW ARTICLES
2025 3.10
129億年前の超巨大ブラックホール付近の“熱いガス”を発見: 宇宙初期の隠されたブラックホール探査に新たな可能性
北海学園大学の但木謙一教授らの国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて129億光年彼方の超巨大ブラックホールを観測し、ブラッ…
2025 2.12
初期宇宙の銀河でもダークマターが優勢か
この研究成果は、2025年2月7日に東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU, WPI)他からプレスリリースさ…
2025 2.6